2005年12月16日

学費を安く押さえるには。

今回は入学から卒業までの期間いかに学費を安く押さえるかということについてお話ししたいと思います。
※以下は僕が通っている音大での話になりますので他の専門大学や総合大学などとの比較にはならないかもしれません。

まずその前にボストンの物価について。ボストンは物価が安い街ではありません。むしろ高い部類に入ると思います。他の州で生活したことはありませんが、東京での生活に比べボストンの方が高いんじゃないかと感じることが多々あるからです(&円とドルの関係もあります)。特にボストン中心部のアパートなどはスタジオ(日本で言う1ルームや1Kに当たります)で900〜1000ドルします。広さは日本に比べれば結構あります(僕が昔住んでいたスタジオは10〜12畳くらいありました。)。そのため一人暮らしがほとんどの日本の学生に比べアメリカでは誰かとルームシェアをする人が非常に多いです。現に僕もスタジオに一度住んだ以外は全て誰かと一緒に住んでいます。要するにシェアすることにより家賃を少しでも安くしようということです。後は全世界共通の外食を極力減らし自炊をして食費を浮かせるということです。自炊をすれば食費は安く済みます。肉や野菜など日本のスーパーと比べるとひとつ当たりの大きさもデカいですし、値段も日本に比べれば安いです(中には日本と比べ高い物もありますが)。それからオーガニック食品などを置いているスーパーば体には良いかもしれませんがそれなりに食費は掛かります。あと僕の大好きなお酒ですが、ビールはまとめ買いをすれば日本より遙かに安いです(それでも他州に比べると結構高いですが)。タバコは日本より高いです。日本も最近また値上がりが決定しましたが、ボストンは平均で1箱5ドルくらいはすると思います(ガソリンのようにタバコの値段も店により若干違う)。ちなみに僕は飲みますが吸いません。

今日は何位でしょうか?

節約という言葉があるように切り詰めれば極力お金を使わずにすむことができます。ガス、電気、食費、その他娯楽費などなど。さてここから本題に入りますが、大学に勉強しに来ているのだが学費をなるべく安く済ませたい、と考えている人はたくさんいると思います。ただここで言う安く済ませるというのはケチるということではありません。それから安く済ませると言っても大学の授業料なので安いわけではありません。少しでも安くなれば留学を応援してくれているお父さんお母さんも助かるのではないでしょうか。まず最初に思い浮かべるのは「奨学金」です。今回は卒業後職に就いてから返済を求められるローンについては触れていません。奨学金とは大学側が、又は何処かの団体(もちろん大学と関わりのある団体)が在学中あなたの勉強の手助けをしたい、ということで学費の一部、又は全額を負担してくれるものです。優秀な生徒であればそれが大学の良い宣伝になってくれるからです。僕の通う音大にはたくさんの種類の奨学金があります。僕は全ての奨学金制度を把握しているわけではないのですが、大学が募集している奨学金制度(一番オーソドックスなもの)を利用する学生は非常に多いです。これは入学前に受けることも、入学後に受けることもできます。楽器の演奏能力や先生からの推薦状、自分で作った又はアレンジした楽曲、課外活動(ライブなど)、自分が掲載された新聞や雑誌の記事、CDのリリースやレコーディングへの参加、などなど「自分はこれだけのことをやっている」というアピールをしなくてはいけません。ポトフォリオを作って提出する、という言い方が一番しっくりくるかと思います。これは大学のために、とか誰かのために作るポトフォリオではなく自分自身のために作るポトフォリオなのです。それを奨学金制度の資料として提出するということになります。

奨学金は学生全員がもらえるものではありません。でもまだ学費を安く押さえる方法はあります。僕の通っている大学では卒業するために生徒全員が取らないといけない必修科目があります。ジャズ音楽理論やイヤートレーニング(又はソルフェージュ)、他にもいくつかの必修科目があります。入学してくる生徒の中には「事前に勉強していて理論は有る程度理解している」という人も多くいます。そのような生徒のためにテストアウトという制度があります。これはセメスターの頭に任意参加の各科目のテストがありそれにパスできればその科目を修了した(単位を取得した)ことになります。このテストによって必修科目を受けずに単位がもらえるため卒業までの期間を考えるとこれにより授業料が少し浮いたことになります。卒業を早めることもできますし、学費も安くなります。そして上級レベルのクラスへ必修科目を受けることなく進めるため知識がある人にとってはとても有効な制度です。

それからDegreeを選択する方だけになってしまいますが、単位を他の大学から振り返ることにより卒業までに掛かる学費が安くなります。これはどういう事かと言いますと、僕の大学では音楽の科目(専門科目)の単位振り替えを一切認めていないため(一部提携校は除く)他の大学から単位をトランスファーしたい場合は一般教養科目だけに適応ということになります。例えば日本で大学を卒業してこっちへやって来た場合は日本の大学で取得した単位の一部を振り替えることが可能です(全て一般教養クラスへの振り替え)。ただ振り替え単位も上限があり最高で何単位と決まっているのですが詳しくは覚えていないので後日調べてアップします。また何処か別の音大を卒業していたとしても音楽の単位は一切振り替えができません(提携校を除く)。その場合はひとつ前に書いたテストアウトをすることをお薦めします。

単位振り替えでもうひとつできるのは音大と同時に別の大学で一般教養科目を選択することです。授業料の安いコミュニティカレッジなどで一般教養を取れば、音大で同じ授業を取るよりも安く授業料を押さえることができます。中にはコミュニティカレッジで夏の間にまとめて一般教科目の単位を取る行為を良いと思っていない先生方もいるようですがこれも卒業までのスパンで考えた場合は学費を安く押さえるひとつの方法です。ただこれは無理矢理詰め込みすぎると(音大をフルで取りさらにコミュニティカレッジでもいくつか授業を取ろうとすると)自分の首を絞めることになり最悪の場合いくつかの授業をドロップせざるを得なくなり最終的に授業料が高く付いてしまったなんてことも有り得るのでスケジュール作成には十分に注意しましょう。

今回は一部の奨学金制度、テストアウト、そして他の大学から単位振り替えをすることにより卒業までに少しでも学費を押さえられればということを書いてみました。このお題は1時間前にパッと思いつき、頭で考えるよりも先に手が動いて出きあがった文章です。誤字脱字や意味の分からない箇所などがあるかもしれませんが、後日見直しをして少しずつ手直しをしていくつもりです。大学で何かを学ぶということは簡単なことではありません。留学を考えている方々に少しでも参考になればと思っています。

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posted by まさと at 00:00| ボストン ☁| Comment(2) | TrackBack(1) | 大学入学/手続き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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