2004年12月01日

F1ビザ面接

昨日11月30日にFビザ取得のため東京赤坂にあるアメリカ大使館へ行ってきました。何ヶ月か掛けて提出書類の準備をしてきましたが、こうやって仮決定を受けられたのも家族、友人、復学先の学生課のスタッフやビザ申請書類作成代行サービスなど書類作成に力を貸してくれたみんなのおかげだと思っています。今日は昨日のビザ取得の面接が実際どういうものだったかをできるだけ細かくみなさんにお伝えしたいと考えております。私は今回アメリカの大学に超長期休学を経て復学をするというちょっと稀な状況でのビザ取得でしたが、今後東京でFビザを取得される方々に少しでも参考になれば幸いです。

6:20AM 現在の仕事は年末が繁忙期のため毎日明け方まで仕事をしています。いつものように明け方に仕事が終わり今日は直接大使館へ行くため駅へ歩き出しました。昼夜が完全に逆転しているため眠気は全くありません。初めてのビザ面接ですが書類を揃えるだけで面接のイメージトレーニングはほとんどしませんでした。質問は限られているのでそれらを予想して予めある程度の答えを考えておくのもひとつの手かもしれませんが、どうせ緊張して考えた答えなんて忘れてしまうのだろうからそれなら何も考えず臨んだほうが精神的に疲れないですむと思い頭を空っぽにして面接を受けることにしました。

7:00AM 溜池山王駅に着きとりあえずアメリカ大使館の場所だけ確認しておこうと正面の門まで行きました。そこには既に5人ほどの人たちが花壇に腰掛け門が開くのを待っていました。僕のアポイントメントは8:45だったのでそれまでスターバックスで朝食を取ることにしました。頼んだチーズデニッシュもトールラテもすぐになくなってしまいました。携帯電話を見ると7:45。これ以上時間をつぶせないと悟った私はそのまま大使館へ向かいました。

7:50AM 先程5人が並んでいた列は50分という時間を経過し10倍以上に増えていました。先頭から数えて60〜70番目くらいの位置でした。もちろんこの位置から正門は見えません。しばらくすると私の後ろにも列ができ徐々に人が増えてきました。

8:00AM 先頭が動き出しました。正門が開いたのです。今の自分の位置からではどのような検査をしているのかは全く分かりません。少しずつ少しずつ列が前に進んでいきます。面接者の入り口横では大使館に入ろうとする車が非常に念入りにチェックを受けていました。トランクはもちろんボンネットも開けられ隅から隅まで調べられていました。徐々に先頭が何をしているのかが見えてきました。空港で行われる身体検査、荷物検査と同じことが行われていました。そして持参したクリアフォルダの先頭にアポイントメントの用紙と現在有効なパスポートの写真のページを開いて挟んで検査官に見せていました。

8:20AM やっと私の番がやってきました。アポイントメントの用紙と開いたパスポートを先頭に挟んだクリアフォルダを出し荷物を預けゲートを潜ると「ビーッ!」その後金属探知器で体中を調べられました。ポケットの携帯、ベルトのバックル、財布の小銭などが反応したようです。大使館の門を潜ると第一関門突破といったところでしょうか。次は面接会場に入館するために再度列並ばないといけないのです。

8:25AM  正門を潜ると目の前に新たな列がありました。私はその最後尾に並び入館待ちをしていました。でもこの列はそこまで長蛇の列になっているわけではありませんでした。入り口の横の机の上にはラジカセが置いてあり必須書類の確認をするCDが流れていました。内容はこんな感じでした。

1.クリアフォルダの先頭にはパスポートの写真の面を開き挟む。
2.3枚のDS-156(私は書ききれず別紙で4枚目がありました)をパスポートの次に挟む。1枚目には指定された写真が貼られていて、写真の上にはバーコードがあることを確認する。2枚目には自分のサインがあるかを確認する。3枚目にもバーコードがあり申請料を支払った際の領収証が貼られていることを確認する。写真が規定外の場合は入り口の前にあるインスタント写真機で取り直しができます。確か2枚1000円でした。
3.DS-156の次にDS-157を挟みます。私はこれも別紙があり計2枚でした。
4.DS-157の次にDS-158を2枚挟みます。DS-158の2枚目にもサインする箇所があるので忘れないように。
5.最後にアポイントメントの用紙を挟むのですが逆からみても見えるように表面をひっくり返し裏表紙のようにして挟みます。あと用意しているA4サイズの封筒はクリアフォルダからはみ出さないように折ってアポイントメント用紙の前(DS-158との間)に挟みます。切手は最低でも240円貼ってあることを確認しましょう。
6.ラジカセのインフォメーションでは「他の書類は要求されたらそのときに提出して下さい」と言っていましたが、残高証明、I-20、SEVIS支払い領収書、その他任意の書類(エッセイ、入学証明書など)もDS-158と折りたたんだ封筒との間に全て入れておきましょう。この時点でクリアフォルダに入れる必要がないものは昔のパスポート(取得している場合)だけです。このパスポートは面接時に面接官から提出を求められるのでそのときまで持っていましょう。

8:35AM  列に並びながらクリアフォルダ内の書類を全て確認して建物入り口でクリアフォルダごと係の人に提出しました。この時点で食べ物、飲み物を持っている人は持ち込み厳禁なので入り口の外にあるクーラーボックスの中に置いていかないといけません。箱には19:30の時点で全てを捨てます、と記載されていました。入れたら忘れずに帰りに持ち帰りましょう。クリアフォルダを提出すると再度身体検査と荷物検査を再度行います。入館時に持ち込めない物は携帯電話、デジカメ、電子辞書、ラップトップ、CD・MDプレイヤーなどです。その他機械系の物も同様に持ち込みができません。これらは入り口で係員に預けることになります。引き替えに番号札をもらうので退館時に忘れずに受け取りましょう。荷物検査、身体検査が終わるとやっと入館です。

8:40AM 噂では病院の待合室だとか、銀行みたいだとかいろいろと聞いていましたが確かにそんな感じでした。部屋はひとつしかなく80席くらいの椅子が3ブロックに分かれていて各自入った順に好きな場所に座っていました。私も空いている席を探し座って待っていました。目の前には銀行の窓口のようなカウンターが10個くらいありました。どの窓口にも仕切がありそのプラスチックの板一枚を介して面接をするのです。例えると映画館のチケット売り場みたいな感じでしょうか。相手の声が聞き取りにくい場合もあるのでマイクを通しています。各窓口の上には番号が表示される電光掲示板(銀行や郵便局にあるような)があるのですがそれは使用せずに面接官が「○○□□サン、5バン、マドグチ」と言って呼ばれるのです。まず最初に指紋の採取をします。窓口の前にある機械に左手人差し指、右手人差し指の順で指を置き採取します。最初は面接は個室でするものだと考えていたので非常に驚きました。どんな感じで面接が行われるのかワクワクしてきました。何人か同時に呼ばれることもあり窓口の前に1列に並び順々に面接を受けるのです。よっぽどのことがない限り3分くらいで面接は終わります。けっこうたくさんの人がいたので名前はまだ呼ばれないかなと思い壁に掛けてあるテレビを見ていました。そして入館後30分足らずで名前が呼ばれました。

9:05AM 同時に3人呼ばれて9番窓口へ。私は3番目に呼ばれたので最後尾で前の二人のやりとりに耳を傾けていました。1番目の人の会話はほとんど聞こえませんでした。でも3分としないで仮決定をもらっていました。私の前にいた2番目の人は2ヶ月前に結婚した旦那が今アメリカにいてビザを申請しているようでした。この方も2,3分でビザがおりました。そして遂に私の番がやってきました。面接官は非常に優しそうな感じの女性でした。そして面接官の後ろには男性が立っていました。ただこの男の人は面接には全く関わらずコンピュータ(多分私のデータが表示されているのだと思います)を終始見ていました。
面接官: 「Hi!」
私:「Hello.」
面接官: 「&§※‡?♯??*†¶〓@.」
(解読不能、多分スペイン語か何かで左手の指を機械の上に置いて、と言ったのだと思います。これは面接官なりのジョークだったのだと私は思います。)
私:意味はわからなかったがとりあえず無言で左手人差し指を機械の上に置いてみた。
面接官: 「(無言のままコンピュータを見つめ)モウイッカイ」
私:「OK.(左手の指を再度機械の上に置く)」
面接官: 「Thank you. ミギテ(私に右手を見せて)」
私:「OK.(右手の指を再度機械の上に置く)」
面接官: 「(再度無言のままコンピュータを見つめ)モウイッカイ」
私:「OK.(右手の指を再度機械の上に置く)」
面接官: 「Thank you. Do you have old passports?」
私:「Yes I have.(鞄から昔のパスポートを出し面接官に渡す)」
面接官: 「ドノクライ アメリカ ニ イマシタカ?」
私:「For two years and five months.」
面接官: 「You stayed for two years and five months?」
私:「Yes.」
面接官: 「What did you study?」
私:「I was studying music at that time.」
面接官: 「(昔のパスポートを見ながら)You came back to Japan in May 2000?」
私:「Yes.」
面接官:「What were you doing after you came back in 2000, until now?」
私:「I was working.」 (仕事の内容には触れてきませんでした。)
面接官: 「OK. Will you take the bachelor of music degree?」
私:「Yes, I will.」
面接官: 「OK. ガンバッテ。」
私:「(え?もう終わり?という顔をしていると)」
面接官: 「ナマケチャ ダメヨ。」
私:「(そんなことしないよ、という意味で笑いながら横に首を振りました。)Thank you.」

面接はこれだけです。返して貰ったのは昔のパスポートとアポイントメントの用紙、それから日本語、英語、スペイン語の3カ国語で書かれた「あなたのビザ申請は仮決定となりました。」という紙も貰いました。私は前回渡米からけっこう間が空いての復学だったのでいろいろと聞かれるだろうと思っていましたが特に厳しい質問もなく3分ほどで終了しました。ただいつ頃発行してくれるかを聞き忘れてしまいました。12月中には届くと思うのでそこまで心配はしていませんが、あまりにも遅いようであれば大使館に連絡をしてみようと思います。

9:15AM  入り口で携帯電話を受け取り外へ出ると大使館の前の通りには朝と同じくらいの行列が続いていました。列に並んでから面接を受け外に出てくるまで1時間半かかりませんでした。

面接日の3日後くらいに無事F1ビザが届きました。

私が今回ビザ申請のために大使館に提出した書類は以下の通りです。
<必須書類>
・パスポート(2冊、現在の有効なパスポートと昔のパスポート)
・DS-156(w/写真、申請料のレシート)
・DS-157
・DS-158
・A4サイズの封筒(w/切手)
・クリアフォルダー
・I-20
・SEVIS支払い領収証
・財政証明証

<任意書類>
・エッセイ
・復学証明書
・両親からの留学同意書
・前回在籍時の成績証明書

上記提出書類の必須・任意の分類は「復学をする」ということが前提となっていますので、
新入生の場合や初めてのFビザ取得の場合は上記書類の分類が変わることがあります。
posted by まさと at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | F1ビザ取得体験記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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