2008年01月30日

Powerbook G4 15" HDD 交換 作業編

Powerbook G4 Aluminum 15" のHDD交換作業の写真をiPhotoに取り込んだのですが、撮影枚数が少なかったのと暗かったりピンぼけしたりしてる写真が多く、あまり参考にはならないかもしれませんが作業工程と共にアップします。

僕がHDD交換で参考にしたサイトはこちらです。

PowerBook日記【ハードディスク自力交換・前編】

PowerBook日記【ハードディスク自力交換・後編】

iFixit

iFixit(PDFファイル)

家にパソコンが1台しかない場合は修理中に作業工程が分かるように事前に各サイトの記事と写真をプリントアウトしておきましょう。

まずはHDD交換をする前に準備する物です。
今回のHDD交換で一番大事だなと痛感したことは工具の準備でした。

P1290047.JPG


 【精密ドライバー(#0)】
僕は家にある道具で済ませてしまおうという安易な考えでいたため、精密ドライバーの代わりに眼鏡用のプラスドライバーを使ってしまったのですが、握る場所が指先で摘む程度しかなく力加減が分からずネジをなめてしまいました。なので、失敗しないためにも事前にホームセンターなどで#0の精密ドライバーは購入しておきましょう。できれば長いドライバー(10cmくらい)をお勧めします。

 【トルクドライバー(T6)】又は【六角レンチ】
トルクドライバーを使用する箇所はディスプレイの手前にあるネジ2本だけなので、サイズさえきちんと合っていれば六角レンチでも問題なく外すことができます。六角レンチの正確なサイズは分かりませんが一番小さいサイズだと思います。

 【外したネジを入れる小さなビニールの袋10枚程度】
ビニールの小さな袋も準備しておくと大変便利です。ネジはサイズがバラバラなので外した場所ごとに番号や名前を付けて袋に入れておきましょう。

P1290046.JPG


 【ピンセット】
ピンセットは用意しなくてもいいのですがネジが小さいため指では掴みづらく、またネジ穴が小さく差し込みづらいため内部に落としてしまわないように注意しましょう。ドライバーの先端がマグネットになっていればピンセットは必要ありません。

 【ネジすべり止め液】
ネジすべり止め液は万が一ネジをなめてしまった場合(回す溝がなくなってしまった場合)に便利です。実際に僕も最後の1本というところでネジをなめてしまい回らなくなってしまい急いでホームセンターに行きネジすべり止め液を買いました。実はそこでやっと#0精密ドライバーも購入したのですw しっかりした工具を使っていればネジを潰すこともないと思います。ちなみにネジすべり止め液は効果抜群です。保険だと思って最初から買っておいてもいいかもしれません。僕は「ANEX ネジすべり止め液」を買いましたが、コニシボンドの「ネジやま救助隊ネジはずし」も有名です。

 【交換用のHDD】
東芝の60GBのHDDから日立のTravelstar(160GB)へ交換しました。ネットで規格を調べて(2.5" Ultra ATA/100)、その後に値段が安いお店を探しました。僕はドスパラの店頭で直接購入しました(10,450円)。お店に行く場合は品番をメモって購入時には商品が合っているかきちんと確認しましょう。


作業内容ですが。。。

PowerBook日記さんやiFixitの記事や写真を見ながら作業をしたので撮影ポイントもほぼ同じです。かなり端折りますが、まず最初にバッテリーやボディ周りのネジなどを外すのですが、ここは問題なくできると思います(よね?)。

そのあとにキーボードパネルを開けて、、、というところで難関があります。

P1290035.JPG

これが簡単に開かないのです。

簡単に開く人もいればそうでない人もいるようです。

僕は後者で1時間以上も格闘しましたwww

CD/DVDドライブの内側には3つの「J字フック」なるものが付いています。

P1290038.JPG


上の写真は既に開けた後ですが、右側に3カ所フックが付いているのが見えると思います。無理矢理開けようとするとこの3本のフックが本体に引っかかってしまい開きません。力を入れすぎるとJ字フックが曲がって引っ掛ける部分が緩くなってしまうので注意しましょう。で、開け方なのですがキーボードパネルを20度(アバウトですが)くらいに傾けて前方に引っ張る。上手くできない人はディスプレイの裏面をお腹につけて向こう側に押してあげてもいいでしょう。ただこれはコツがいると思うのでフックが折れない程度にパネルをずらしたり、揺すったりしてみて下さい。

1時間以上も格闘した僕が説明しても説得力がないですねwww


キーボードパネルを開けるとゴールは近いですよ(油断は禁物ですが)。

P1290044.JPG


本体とキーボードを繋ぐオレンジと白の配線ですが、僕は白(太い方)は外していません。と言うより外し方が分からなかった、無理矢理外すのが怖かった、というのが理由です。オレンジ色の方は本体側にある正方形の部分をスナップボタンみたいな感じでパチっと外します。でもよくよく考えてみると白い(太い)線を外さないのであればオレンジの線も外す必要ないですね。

HDDとCD/DVDドライブの間にネジが2本ありこれを外します。

P1290045.JPG


ちなみに上の写真は既に新しいHDDに交換した後の物です(交換前の写真がなかったので)。CD/DVDドライブ(右)とHDD(真ん中)の間に溝がありネジが2本あるのが見えますよね。この2本のネジを外さないとHDDは取れないようになっています。

僕はこのネジをなめてしまったのでご注意ください。

深呼吸をして、慎重に外しましょう。

P1290042.JPG


左側のHDDにオレンジ色の物が付いていますが、

これも本体からパチっと取れるようになっています。

左側が壊れたHDD、右側が新しいHDDです。

左側と全く同じようになるように右側のHDD付け替えてあげるだけでOKです。

そしてMac本体に再度戻して下さい。

最後に今まで外したネジを逆順で付けていけばHDD交換完了です。


起動できるかな?

ドキドキするね。

P1290052.JPG


日立の新しいハードディスクが認識され、

容量も160GB(実質149.1GB)に増えました。

めでたし、めでたし。


自分でHDDの交換をする際にとても大事なことがあります。

それはきちんとした工具を揃えること、

それから短時間で終わらせようと思わないこと。

iFixitにも書かれていましたが、楽しいことを考えながら作業しましょう。

一番安全な方法は業者さんに頼むことですけどね。。。






posted by まさと at 01:00| ボストン ☁| Comment(0) | Macintosh | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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